伽羅先代萩

大和屋がでるとのことで、チケット頑張ってとりまして、九月大歌舞伎、いってまいりました。

夜の部のみ、玉三郎は出演。出物は伽羅先代萩。もともと浄瑠璃だったものらしいですが、悲しい物語でした。しかし、この出し物はちょっと上級者向けかもしれません。なにしろ、舞台がずっと変わらず、俳優、座ったまんま話が進む。玉三郎演じる政岡がご飯を炊くところなんてなぜこんなに長い?と疑問に思うほど丁寧。双眼鏡もっていったからよかったようなものの、手元がみえなきゃなんのこっちゃで。子役たちが可愛い演技をしておりましたので、それを愛でる場面だったのでしょうか。

この出し物は話が長く、六話ぶっつづけ。普通、一話くらいで、あとは踊り、という感じですが、昔の歌舞伎の雰囲気はこんなだったかもな、と思わせる長さ。昔のことですから、気の長い芝居なんでしょうね。しかし、玉三郎ファンにはたまらない出し物と思われ、ずーっと大和屋出ずっぱり。派手な場面はあまりないものの、子を失う悲しみの演技が素晴らしい。

我々にわか歌舞伎ファンにはちょっと退屈な場面もありましたが、見応えのある出し物でした。まあ、我々のような初心者には七月大歌舞伎の派手さが必要かも・・・。