人との関係

一旦、自粛要請が解かれるようですね。よかったというべきか、次のパンデミックが怖いというか。最中はなるべく平静でいたかったので、テレビでも他のメディアでも、コロナの情報をあまり入れないでいたのですが、そろそろいいかなと、すこしですが、ネットなどで見識者のいう、これからの世界の展望を読んでいます。

まあ読んでみても、想像の域を超えないというか、テレワークが進み、趣味や生活、仕事のスタイルの多様化がどんどん進む。ということのようですね。旅行がこれからは歓迎されない世の中になるというのは残念ですが、でもなんだかんだ、旅行はまた盛んになるんじゃないですかね。わたしも含め、旅行好きな人種というのが一定数いるんですよね。これは人間が古いから、というのではなく、人間というものは、新しい土地を発見して生き延びてきたという歴史があるので、本能に近いものなのではないかと思います。移動するのは人間のみならず、動物も植物もそうですよね。安全な旅の方法というものを、旅行会社さんもよくよく考えて進めていってほしいと思います。

ネット社会がますます加速して、人と会うというリスクを負うことが少なくなるということも予想されていますけど、それもどうかと思います。ズーム飲み会とか盛んですけど、やはり実際に会って、一緒の空気を吸って一緒に食べ物を食べて、友人のささいな表情や雰囲気から大切ななにかを得るということがありますからね。人間は情報ではなく、中身のある生物なんですよ。たとえば、ネット上でお見合いして結婚とか今後あるかもしれませんけど、実際会ってみたらなんか違う。ということはあるあるです。生身と生身がぶつかって、そこからなにかが生まれるのだとわたしは思います。

もちろん、いけいけどんどんで、経済発展だけがすべての、コロナ以前の社会がいいといっているわけではありません。そういうことはもう自然なことではないのだと、人は気付いたと思うのです。ずっといままで続いてきた、自然から搾取して経済発展だけが人間の生きる目的、みたいな考えは時代遅れになるべきです。コロナがなにかすごく特別のことのようになってますけど、人間も動物で、自然の中で生きているのです。いろんなことがあって当然なのでしょう。ただ人間は動物よりちょっと知恵があって、より避ける方法を知っているというだけのことです。

怖いのは、動物としての感覚が今回のことで、邪魔なもののようになってしまうことです。人と会うと楽しいとか、知らないところにいくとワクワクするとか、そういう感覚は自然のものです。いまはそれは控えなければなりませんけど、自然な感覚を失ったら、生きる意味さえなくなってしまうような気がします。生身の中にだけ、愛といろいろな人がいうところのものが宿るのだと思います。それを大事にしていこう、という機運が高まったら、コロナも災難だけではないのではないかと。