パブリック

先週、午後のルーティンを書きましたが、あれ、ユーチューブでのんびりしてる時間多すぎですね。自分で後でみて、反省しました。笑 せめて読書の時間増やすとかね。ちょっと勉強の時間を増やそうと思いますです。

で、「パブリック」。映画です。COREDOで観てきました。俳優のエミリオエステベスが監督している映画。全く予備知識もなく、図書館の映画ということで、色々な客がやってくるハートウォーミング映画と思っていたのですが、これが全然違った、ホームレスの話だったのです。あまり書くとネタバレですが、図書館て、ほんと、ホームレスが多いなとは常々思ってましたが、その理由や、図書館という役割など考えさせる映画でした。しかし図書館が、ホームレスのパラダイスというのは国に関係ないのだなというの、ちょっと面白いと思いませんか。そもそも、図書館というのは、図書を閲覧する自由が確約された場所なんですね。ですから、ホームレスであろうとも、精神異常者であろうとも、他の利用者に迷惑をかけない限りは、拒むことができない場所なのです。考えてみれば、そうだったよな、という周知のことですが、改めて考えてみれば、屋根があって、夏は涼しく、冬は暖か、本を読んで楽しめるし、ネットで検索することもできる。ホームレスにとって、シェルターのような場所なんですね。しかし、当然ながら、夜になればそこは出なければならない。死者が出るほどの極寒の夜、ホームレスたちが図書館でデモをする。

というのが、大体のストーリー。思いがけず、とてもいい映画でした。失礼ながら、いつも図書館で風景のように彼らを見ていましたが、彼らを人間として改めて認識しました。そして、もっと彼らに関心を寄せたいと思いました。沈黙している存在に、人は冷酷になれるものです。その自分の弱い心も知ることができました。インタビューでも、エミリオエステベスも語っていましたが、ややストーリーがヒロイックになってしまう弱さはあったかと思います。しかし、主人公がただのヒーローではなく、同じような弱さを抱えていることで、納得できたと思います。もちろん映画ですから、ラストは誰もが解放される物語になってしまうのは仕方がない。しかしその解決も笑いで彩るあたり、センスがいいなと思いました。

ホームレスのことや、図書館という素晴らしい場所、人間の良心について、考えさせる映画です。約八ヶ月ぶりの映画でしたが、非常に満足しました。色々な意見もあるかと思いますが。やはり映画は映画館で見たいなとも思った次第です。

非常に勝手に星の数★★★★☆